2.新約聖書

<イエス・キリスト生誕からの話>


・マタイによる福音書
イエスの生誕・幼児の物語、イエスの活動、イエスの訓話を記述している。イエス・キリストが旧約聖書で預言されていた救い主であり、真の王である事を強調している書。

・マルコによる福音書
同じくイエスの活動、受難を記述している。「しもべ」としてのキリストを描いている。

・ルカによる福音書
イエスの歴史を記述している。人間としてのキリストの姿に焦点をあてている。

・ヨハネによる福音書
マタイ、マルコ、ルカの三福音書とは異なった独自の思想を展開したキリスト論が記されている。イエスの裁判、死、復活について書かれている。

・使徒行伝
復活後のイエスに導かれて、イエスの教えがエルサレムからローマへ拡大している様を記述している。「弟子達の伝道記録」「初代教会の歴史」と呼ばれる。

・ローマ人への手紙
パウロがローマ教会にあてて書いた手紙。パウロが考える福音の核心に触れている。

・コリント人への手紙、ガラテヤ人への手紙、
パウロがそれぞれの教会にあてて書いた手紙。クリスチャンの生き方などが凝縮されている。

・エペソ人への手紙、ピリピへの手紙、コロサイ人への手紙
著者パウロがローマでの2年間の軟禁生活の時に書かれたものと言われ、「獄中書簡」と呼ばれる。

・テサロニケ人への第一の手紙、第二の手紙
位置としてはパウロの手紙の終わりのほうに置かれています。聖書の手紙の配列は主題に沿ってなされているからです。

・テモテへの第一の手紙、第二の手紙、テトスの手紙
パウロの後継者としてエペソ教会とクレテ教会の牧会をしていた2人を助けるために、パウロが書いた手紙。「牧会書簡」と呼ばれる。

・へブル人への手紙
作者不明の説教集。

・ヤコブの手紙
ヤコブの手紙、ペテロの手紙(第一・第二)、ヨハネの手紙(第一・第二・第三)、ユダの手紙、以上の7巻は「行同書簡」と言われている。特定の教会に書かれているのではなく、当時の全ての教会にあてて書かれているからです。

・ペテロの手紙(第一・第二)
小アジアにおいて迫害を受けている信徒にあてて書かれた手紙。

・ヨハネの手紙(第一・第二・第三)
「反キリスト」に対する警告や信徒間の兄弟愛などが書かれている。

・ヨハネの黙示録
世の終末を暗示した黙示文学の1つ。著者がパトモス島で見た幻が中心となっている。
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