| Contact Infomation 〒563-0024 大阪府 池田市鉢塚1丁目6番8号 日本イエス・キリスト教団 池田中央教会 牧師 鎌野 善三 TEL 0727-61-8639 FAX 0727-61-8660 chuochurch@yahoo.co.jp |

本日の礼拝説教要旨
「献げて生きる」 エステル4:1-7 ローマ12:1-2 鎌野 善三
ダビデから始まった王国は、王や民が主に従わなかったため、紀元前587年バビロニヤ帝国によって滅ぼされました。でもこの帝国もペルシャ帝国によって滅亡し、国は復興したのです。でもかなりのユダヤ人がペルシャの支配下で生活していました。その時代に、エステルが登場します。彼女の献身的な生き方がユダヤ人を救います。
一、自分の将来を献げた
みなしごだったエステルは、不思議な経緯でペルシャの王妃になりました。養父モルデカイの言葉に従ったのです。しかし、美人の彼女には将来を約束した恋人がいた可能性もありますし、王妃になることは辛い決断だったかもしれません。だれしも若い頃には自分の将来に夢をもっています。それをあきらめねばならない事態になる場合に、私たちはどう対応するでしょうか。
二、自分の生活を献げた
王妃となってしばらくたった頃、モルデカイをねたむ重臣ハマンの陰謀によって、ユダヤ人虐殺計画が勃発します。それを知ったモルデカイは、王宮に住むエステルに、王に憐れみをもとめるように伝言しました。しかし王妃であっても、王の政策に口出しすることは自分の失脚につながるかもしれません。エステルは、王妃としての優雅な生活をあきらめる覚悟をせねばなりませんでした。私たちは、自分の安楽な生活を献げることができるでしょうか。
三、自分の命を献げた
王の召しがないのに王の前に出ることは、暗殺を防ぐための法律にそむく行動でした。もし王の機嫌をそこなえば、すぐに処刑されることもあったようです。しかしエステルは、「死ななければならないのでしたら、死にます」と言って、王に直訴する決断をしました。ただ、神が助けてくださるように、断食して祈ってくれるように、皆に頼み込んだのです。過去の多くの宣教師たちも同じ決断をしたのです。
エステル書には、神とか祈りとかいう言葉は一度も書かれていません。しかしこの書は、隠れた神のお働きを明確に示しています。神様は歴史の中に働いておられます。そして、神のご計画は、献身的な人の行動によって進んでいくのです。