本日の礼拝説教要旨
 
   「主の弟子となる」
イザヤ6:5-8 マタイ4:18-22          鎌野 善三師

 主イエスは、その公生涯の初期に弟子たちを召し、彼らと共に「神の国の福音」を伝えられました。弟子たちを選び、彼らを育てることが、主イエスの大きな使命だったからです。では、どのような人が主の弟子に選ばれたのでしょうか。

 一、無学な者

 ここで弟子とされた4名は全員漁師でした。彼らは読み書きができず、旧約聖書の知識も十分ではなかったのです。使徒4:13には、「無学な、普通の人」と記されています。後に弟子となったマタイやイスカリオテのユダは読み書き算盤ができる人でしたが、それは弟子に選ばれるための必須条件ではありませんでした。しかし、3年余りの期間、主と共に過ごす間に、彼らは「人間をとる漁師」に変えられたのです。主はあえてこのような人々を選ばれました。

 二、招かれた者

 主はそのような者に、「わたしについて来なさい」と招かれました。自分がなりたくて弟子になったのではありません。主が声をかけられたのです。モーセやイザヤなど、旧約聖書に登場した偉人たちもみな、神ご自身が招かれたことを銘記しましょう。主は、「あなたがたがわたしを選んだのではなく、わたしがあなたがたを選んだ」とも言われました(ヨハネ15:16)。主が招かれたからこそ、主が責任をもって招きにふさわしい者としてくださいます。

 三、従う者

 その時、彼らは4人とも、網を捨て、舟や父を残して、「すぐに従った」のです。彼らは、主に従うことには大きな価値があることを認めていたからでしょう。目に見える姿で主がこの地上におられた時には、彼らは生活手段や家族を後にして主に従いました。しかし、現在はそのような形に限定されません。目に見えない主に従うことは、私たちが普通の生活をしていてもできます。重要なのは、主に従うことは、他の何よりも価値があると認めることなのです。

 今でも主は、「わたしについて来なさい」とおっしゃっています。日常生活の中でも主が私たちの前におられ、どう歩むべきかを教えてくださっていると信じ、喜んで従っていこうではありませんか。

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