本日の礼拝説教要旨 (2007/11/4)
「神との交わり」 創世記28:10-22 使徒の働き18: 9-11 鎌野 善三
ヤコブは決して立派な人物ではありませんでした。しかし、ただ神の恵みによって、祝福の源として選ばれたのです。そして神は、彼をそれにふさわしい者とするために一人旅に出させ、そこで神と交わる機会を与えられました。彼はそこで以下の三つの経験をします。
一、神の臨在を知る
彼はある所で野宿します。今まで味わったことのない寂しい経験でした。その時、御使いが天と地をつなぐはしごを上り下りしている夢をみました。それだけでなく、主が彼のかたわらに立たれたのです。それまでのヤコブは、この地上の祝福のことばかりを願い、天のことや神のことなどほとんど考えたことがなかったでしょう。しかし、一人になってはじめて、神が臨在されている事実に気付いたと思われます。私たちは、このような経験をしたことがあるでしょううか。
二、神の言葉を聞く
主は、①この地を与える、②諸国も祝福を受ける、③ヤコブと共にいる、④この地に連れ帰る、⑤ヤコブを捨てない、という5つの約束をヤコブに語られました。彼は、父親を欺いて長子の特権を得たのですが、そんな欲深い彼に対しても主は恵み深くあられました。それまで一度も直接に神の言葉を聞いたことがなかったヤコブでしたから、この恵みと祝福の約束を聞いて、どれほど嬉しかったでしょうか。現代の私たちも、聖書を開けば神の言葉を聞けるのです。
三、神に祈りを捧げる
ヤコブは、両親の祈りの中で生まれ育ったのですが、この時まで、自分自身に明確な神との交わりの経験がありませんでした。しかし、最も厳しい時にこの経験をして、初めて神に祈る時をもったのです。自分勝手なヤコブらしい条件をつけた上で、「私は十分の一を必ずあなたにささげます」と祈りました。神と交わるために、祈りは不可欠です。たとい自分勝手であっても、祈ることはその人を変えていくからです。これ以降、神はヤコブをさらに取り扱われます。
神は、今でも私たちを「祝福の源」とするために、私たちに働きかけておられます。試練の時こそ、その事実がわかります。主と交わることがどれほど大切かを体験する者となろうではありませんか。
礼拝説教
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