礼拝説教

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本日の礼拝説教要旨

「大洪水の意義」  創世記7:1-16 Ⅱペテロ3:8-10            鎌野 善三

 「洪水物語など神話にすぎない」と言う人もいますが、化石や地層の存在などを考えてみると、実際におこった歴史的事実と考えることは理にかなっています。しかし、そのような出来事にどんな意義を見いだすかは、人によって違います。聖書はその意義をこう語ります。

 一、予告されたさばき
 
ノアは、多分500歳の頃に神の言葉を聞いたと思われます。でも実際に洪水がおこったのは、600歳の年でした。この100年間、彼は箱舟を作りながら、多くの人々に、神の言葉を語ったに違いありません。しかし、人々は神の言葉を聞こうとはしませんでした。神のさばきは予告されていたのに、真面目にそれを受け取ったのは、結局ノアの家族だけだったのです。今の時代も、神が将来悪をさばかれることを、聖書は明確に予告していることを忘れないでください。
 

二、御旨によるさばき
 
ノアが600歳になった年、神は再びノアに語られました。その言葉に従って、ノアの家族、それにすべての陸上動物と鳥とが箱舟の中にはいりました。しかもそれを7日間でせねばならなかったのです。これは大変な労力を必要としました。人々はノアとその家族を馬鹿にしたでしょうが、そんなことにかまっておれなかったことでしょう。そして7日間が過ぎた時、箱舟の戸を閉めたのは他でもない、神ご自身でした。どんな人間も、最後の戸を閉じることはできません。
 

三、徹底的なさばき
 
第2の月の17日、「巨大な大いなる水の源が、ことごとく張り裂け、天の水門が開かれた」と聖書は記します。天からの雨だけではなく、地下水脈か海の水かわかりませんが、地上における水もあふれてきたのです。津波か地盤沈下がおこったとも考えられるでしょう。それは、気候異変だけでなく、地殻の大変動も伴うものでした。雨がやんでも水は増え続けたことからそれがわかります。けれど約1年後、箱舟はアララテ山にとどまり、人も動物も再出発できたのです。
 神は悪を徹底的にさばかれますが、主の言葉に従う者は守られます。今の天地もいつか必ず滅びます。しかし、新約の箱舟である主の十字架の中に逃げ込む者は、さばきを恐れる必要はありません。