礼拝説教

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本日の礼拝説教要旨

 「ノアの使命」  創世記6:9-22 ヘブル11:7               鎌野 善三

 聖書は、エノクの他に、「神とともに歩んだ」もう一人の人、ノアを4つの章を用いて詳しく描いています。彼の生きた時代、地は暴虐で満ちていました。人の心に計ることが悪いことに傾くようなったそのような時、神はノアに重要な使命をお与えになったのです。

一、さばきの告知

ノアは、多くの人々が神を無視していた時代にあっても、神の言葉を聞くことができる人でした。そこで神は、「この地を滅ぼそうとしている」という厳粛な決断を彼に伝えられたのです。天地創造の時にはすべてが良かったはずなのに、人の罪のゆえに地は堕落してしまっていました。現在も、同じような時代と言って良いでしょう。だれよりも神ご自身が、この状態に心を痛めておられます。神とともに歩んでいるなら、神のさばきの告知に気付かないはずはありません。

二、救いの告知

しかし神は、さばきを告知されるだけでなく、救いの道も告げられました。長さ132m、幅22m、高さ13mの巨大な箱舟を造るように命じられたのです。当時の技術からすれば、想像を絶するような建造物でした。それに3階建てですから、全体の広さは1ヘクタールほどもあります。神がおこそうとされている大洪水から人と動物とを救い出すために、神が示されたものでした。ノアはこれを聞いたとき、とても信じることができなかったのではないでしょうか。


三、契約の告知
神はさらに、「わたしは、あなたと契約を結ぼう」とノアに告知されました。聖書で最初に「契約」という言葉が使われているのです。契約は、二者の間に交わされる約束であり、互いにそれを守ることが必要になってきます。神が示された救いの道を信じて、それを守るかどうかが一人一人に問われていることに注意しましょう。神の言葉に従って動物を集めて箱舟に入れることは大変な労力がいります。しかしノアとその家族は、この契約を忠実に守りました。

神は聖書を通して、今の私たちにも同じように告知しておられます。それらを真剣に受けとめているでしょうか。温暖化問題や倫理問題などから人類が救われる道は、聖書に明記されているのです。