2010 聖書教室

2010/8/7 大魚に飲み込まれた男 ヨナ書1章11-17節
2010/7/17 奴隷を解放したエジプト王子 出エジプト記2章1-10節
































2010/8/7 土曜聖書教室

名作聖書物語 ④
『大魚に飲み込まれた男』
聖書 ヨナ書 1章11-17節
11彼らはヨナに言った。「海が静まるために、私たちはあなたをどうしたらいいのか。」海がますます荒れてきたからである。12ヨナは彼らに言った。「私を捕えて、海に投げ込みなさい。そうすれば、海はあなたがたのために静かになるでしょう。わかっています。この激しい暴風は、私のためにあなたがたを襲ったのです。」13その人たちは船を陸に戻そうとこいだがだめだった。海がますます、彼らに向かって荒れたからである。14そこで彼らは主に願って言った。「ああ、主よ。どうか、この男のいのちのために、私たちを滅ぼさないでください。罪のない者の血を私たちに報いないでください。主よ。あなたはみこころにかなったことをなさるからです。」15こうして、彼らはヨナをかかえて海に投げ込んだ。すると、海は激しい怒りをやめて静かになった。16人々は非常に主を恐れ、主にいけにえをささげ、誓願を立てた。17主は大きな魚を備えて、ヨナをのみこませた。ヨナは三日三晩、魚の腹の中にいた。
A.時代背景
 1.紀元前8世紀頃
 2.場所 イスラエル⇒ニネベ(当時の大帝国アッシリヤの首都)
      現在のイスラエル共和国の北部、チグリス川沿いの都市
      イスラエルはこの帝国によって滅ぼされる危険性があった。


B.主な登場人物
 ヨナ:イスラエル人。預言者だが、神の言葉に背き逃げようとする。
 船に乗り合わせていた船長と水夫たち
 ニネベの王と住民

C.ヨナ書の構成
 1章 「ニネベに生け」と神の言葉を聞く。
    しかし反対方向のタルシシュ(スペイン)行きの船に乗船。
    大嵐になり、ヨナは海に投げ込まれ、魚に飲み込まれる。
 2章 魚の腹の中で、ヨナは神に背いたことを悔い改める。
    魚は3日目にヨナを陸地に吐き出す。
 3章 ニネベに行き、「ニネベは滅ぼされる」と宣言。
    王も民も、自分たちの悪を悔い改める。
    神は滅ぼすと言われたことを思い直される。
 4章 ヨブは自分の宣言通りにならないことを怒り、神に訴える。
    神はとうごまの木の陰でヨブを守られたが、一晩で木は枯れる。
    怒るヨブに、神は罪人を惜しまれる思いを伝えられる。

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 創作ですが、ヨブ記5章があるとすると
 5章 ヨブは再びニネベの町に行き、神の赦しのことばを語る。


D.重要なことば
 ①主は大きな魚を備えて、ヨナを飲み込ませた。(1:17)
 ②王:「もしかすると、神が思い直してあわれみ、その燃える怒りをおさめ、私たちは
    滅びないですむかも知れない。(3:9)
 ③ヨナ:「私は、あなたが情け深くあわれみ深い神であり、怒るのにおそく、恵み豊か
    であり、わざわいを思い直されることを知っていたからです。(4:2)
 ④神:「 わたしは、この大きな町ニネベを惜しまないでいられようか。」(4:11)





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2010/7/17 土曜聖書教室


★名作聖書物語 ③
『奴隷を解放したエジプト王子』 2010/7/17


聖書 出エジプト記 2章1-10節
1さて、レビの家のひとりの人がレビ人の娘をめとった。2女はみごもって、男の子を産んだが、そのかわいいのを見て、三か月の間その子を隠しておいた。3しかしもう隠しきれなくなったので、パピルス製のかごを手に入れ、それに瀝青と樹脂とを塗って、その子を中に入れ、ナイルの岸の葦の茂みの中に置いた。4その子の姉が、その子がどうなるかを知ろうとして、遠く離れて立っていたとき、5パロの娘が水浴びをしようとナイルに降りて来た。彼女の侍女たちはナイルの川辺を歩いていた。彼女は葦の茂みにかごがあるのを見、はしためをやって、それを取って来させた。6それをあけると、子どもがいた。なんと、それは男の子で、泣いていた。彼女はその子をあわれに思い、「これはきっとヘブル人の子どもです。」と言った。7そのとき、その子の姉がパロの娘に言った。「あなたに代わって、その子に乳を飲ませるため、私が行って、ヘブル女のうばを呼んでまいりましょうか。」8パロの娘が「そうしておくれ。」と言ったので、おとめは行って、その子の母を呼んで来た。9パロの娘は彼女に言った。「この子を連れて行き、私に代わって乳を飲ませてください。私があなたの賃金を払いましょう。」それで、その女はその子を引き取って、乳を飲ませた。10その子が大きくなったとき、女はその子をパロの娘のもとに連れて行った。その子は王女の息子になった。彼女はその子をモーセと名づけた。彼女は、「水の中から、私がこの子を引き出したのです。」と言ったからである。

A 時代背景
 1.紀元前15世紀頃
 2.場所 エジプト パレスチナ

B 主な登場人物
 モーセ  エジプトの王子として育てられる。
 ミリアム モーセの姉 
 アロン  モーセの兄
 パロ   エジプト王の称号(首相のようなもの)
 
C 出エジプト記の構成
 1.1-6章   モーセの誕生から80歳まで
          40歳まで エジプトの王子として最高の教育を受ける。
          80歳まで 荒野で羊を放牧して過ごし神と出会う。
          ホセ・デ・リベーラ作『モーセ』(1638年
             :十戒が書かれた石板を持つモーセ   ⇒


 2.7-15章  パロとの対決:奴隷の民イスラエルの解放を求めて
          ①9つの災いで神の全能の力を示したが、パロは承知せず。
          ②最後に、第1子への裁きにより、パルは承知する。
          ③パレスチナへの旅の開始。紅海の水が引く奇跡。
 3.16-24章 シナイ山までの旅。十戒の授与。
 4.25-31章 神を礼拝するための幕屋の設計図(罪人の赦しへの道)
 5.32-34章 金の子牛を礼拝する罪
          プッサン 『金の子牛を拝む』
          1660年 ロンドンナショナルギャラリー


 6.35-40章 幕屋の建設
   http://www3.telus.net/public/kstam/en/default.htm
   少し難しいかも知れませんがトライしてみてください。
   3Dの幕屋を見ることができます。
   サウンドも聴けます。

D 重要なことば
 1.神⇒モーセ
   今、行け。わたしはあなたをパロのもとに遣わそう。
   わたしの民イスラエル人をエジプトから連れ出せ。 (3:10)
 2.神⇒イスラエルの民
   わたしは、あなたをエジプトの国、奴隷の家から連れ出した、あなたの神、主である。(20:2)
 3.神⇒モーセ
   わたし自身がいっしょに行って、あなたを休ませよう。(33:14)



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